BL10U
INFORMATION
主な測定法
標準測定
- ・単色μ-CT
- ・超小角X線散乱 (USAXS)
アドバンスト測定
- ・X線光子相関分光 (XPCS)
- ・X線タイコグラフィー
概要
アンジュレータを光源とし、二結晶分光器で分光した単色X線を利用できるビームラインです。 テンダーX線から硬X線領域までをカバーしています。
実験ハッチは2つあり、光源から35~40mにある第1ハッチにはウォルターミラーが設置されており、 マイクロビーム(横11ミクロン、縦0.7ミクロン(設計値)が使用できます。 ウォルターミラーはコミッショニングに時間を要すると考えられます。使用できるようになった際に ホームページでお知らせします。
第2ハッチは光源から49~57m付近に位置し、ハッチ前方の定盤では単色X線CT測定が可能です。 最大試料径は1mm弱となります 。高分解能の単色投影イメージングも可能です。 CTでも投影イメージングでも試料と検出器의 距離を広げることにより屈折コントラストによる輪郭強調や、 位相回復による位相イメージングが可能です。
第2ハッチ下流にはタイコグラフィーの装置が常設されており、これを用いた高分解能の X線イメージングが可能です。 これについては担当のSRIS高橋幸生教授にご相談下さい。
第1実験ハッチと第2実験ハッチは約 9 mの真空パイプで結ばれており、第1ハッチに試料を置き、 第2ハッチに検出器を置くことによりXPCSやUSAXSのような測定が行なえます。 XPCSについてはSRIS星野大樹准教授にご相談下さい。
なおアドバンスト測定の場合には装置の設置や調整に時間を要することがあり、 これもユーザーのビームタイムに含まれます。
USAXS/SAXSは標準測定ですが、装置の切り換えや調整に時間を要するため、これもユーザータイムに含まれることがあります。また常設の専用装置ではありませんので、利用日についてはご希望に添えないことがあります。事前にコンシェルジュまでご相談をお願いします。
ビーム特性
- エネルギー 2.1~18.3keV
- フラックス 1.6~12 x 1011 cps (計算値、エネルギー、実験条件による)
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ビームサイズ
(CT)
幅 実験ハッチ2で、水平約 1.0 ㎜、垂直約 1.0 ㎜(FWHM)
(USAXS/SAXS)
水平約 0.2 ㎜、垂直約 0.2 ㎜
ハッチの大きさ
実験ハッチ1: 約 6.0 m(光軸方向) x 約 4.0 m(幅) x 約 4.0 m(高さ)
実験ハッチ2: 約 10.0 m(光軸方向) x 約 4.0 m(幅) x 約 2.8 m(高さ)
光源と光学系
166極・周期長22mmの直線偏光アンジュレータを光源とし、液体窒素冷却Si(111) 二結晶分光器で単色化したX線ビームが利用可能です。
分光器の前に3枚組の全反射ミラーが設置され、ビームの高さを変えることなく 高調波の除去が行えます。分光器後にはスリットがあり、コヒーレンスを必要とする測定の場合にはこれを仮想光源として利用できます。
実験ステーション
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実験装置
第1ハッチ: 【ウォルターミラー】
集光サイズ(設計値):水平 11 ミクロン、垂直 0.7 ミクロン
第2ハッチ: 【高分解能CT撮影装置】
第2ハッチ: 【X線タイコグラフィー装置】 -
検出器
【高分解能可視光変換型X線画像検出器】
浜松ホトニクス社製AA-51およびORCA-Flash 4.0、画素約 0.65 ミクロン
【フォトンカウンティング型2次元検出器】
DECTRIS製 PILATUS300K-W ピクセル数 1475 x 195、ピクセルサイズ 172μm