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ビームラインアップグレードの速報や予定は、こちらのページに掲載されています。あわせてご覧下さい。

主な測定法

標準測定

  • ・硬X線光電子分光 (HAXPES)
  • ・単色X線μCT  立ち上げ中

アドバンスト測定

  • ・雰囲気硬X線光電子分光 (AP-HAXPES)
      ⇒詳細はこちら
  • ・タンパク質結晶構造解析 (MX)
  • ・大気環境タイコグラフィ

概要

アンジュレータを光源とし、二結晶分光器で分光した単色X線を利用できるビームラインです。 テンダーX線から、硬X線領域までをカバーしていますが、HAXPES測定においてはエネルギーを 6 keVおよび8 keVに固定して利用に供します。
実験ハッチ2, 3の2つ実験ステーションが稼働しています。

ビーム特性

  • エネルギー 5~15 keV
  • フラックス 2.3x1012~4.4x1013 cps (エネルギー、実験条件による)
    ※光量調整用のAlフィルターを実験ハッチ3内に設置(50μm,100μm,150μmから組み合わせ自由に選択可能)
    Alフィルター
  • ビームサイズ HAXPES:TOA=0° < 12.5 µm(H) x 3 µm(V)
        TOA=88° < 360 µm(H) x 3 µm(V)
    MX:5 ~ 50 µm (H) x 5 ~ 50 µm (V)

光源と光学系

166極・周期長22 mmの直線偏光アンジュレータを光源とし、 液体窒素冷却Si(111)二結晶分光器で単色化したX線ビームが利用可能である。実験ハッチ2にはウォルターミラーが設置されており、ステーション選択に合わせて光軸への挿入/退避が可能である。実験ハッチ3には二枚組の高調波除去ミラーが設置されている。下流にはチャネルカット結晶、ウォルターミラーが設置されている。

実験ステーション

タンパク質結晶構造解析を実施する実験ハッチ2は東北大学創薬戦略推進機構先端生体高分子構造研究センター(ARCBS)を通しての利用となります。
装置詳細、および利用方法は以下のWebページをご覧ください。
・タンパク質結晶構造解析実験ステーション(MX-ES)
・東北大学創薬戦略推進機構先端生体高分子構造研究センター


実験装置: 【硬X線光電子分光装置】

検出器: 【Sienta社製 光電子アナライザー R4000 Hipp-2】

試料について

  • ・試料サイズ: 最大 16 mm(縦)× 14 mm(横) (厚みは 2.5 mm以下)
  • ※厚みが 2.5 mm以上の場合には、試料搬送方法を変更する必要がございます。 利用予約前に担当コンシェルジュ、もしくはビームライン担当者にご相談をお願いいたします。
  • ・試料キャリアサイズ: 16 mm(縦) × 14 mm(横)

カーボンテープを使い、試料を固定。
※導電性のない試料の場合、測定が上手く行えません。 導電性確保のため、試料表面に金属の蒸着処理等をご検討ください。カーボンコーターはNano Terasuに設置されているものをご使用いただけます。

※試料サイズを、4 mm(縦) × 10 mm(横)程度までカットしていただくと、 1つの試料キャリアに3つの試料をマウント可能です。
※メインチャンバーのマニュピレーターに5つの試料キャリアが入ります。


詳細はマニュアルをご覧ください。

窒素ガス雰囲気下での測定例

Spectrum Wide

チャージアップ対策について

カーボンコートによる、チャージアップ対策に十分なコート厚みを調査した。
10 nm前後を推奨。

Spectrum Wide Spectrum Si1s Spectrum O1s

嫌気性サンプルについて

トランスファーベッセルを用いた大気非曝露での試料搬送が可能です。 試料キャリアを5つ同時にセットできます。(サンプルの厚みは 2.5 mm以下)

試料キャリアについて

試料キャリアは数に限りがあるため、事前貸し出しを行っておりません。事前のサンプルセット等で必要であれば、ユーザー様ごとに製作していただく必要がございます。 試料キャリア図面は以下のとおり(※クリックするとPDFで表示されます)。

試料キャリア(プレート)

キャリアプレート図面

試料キャリア(土台)

キャリア土台図面

※上記キャリアを固定するのにM2-8皿ねじが必要です。(キャリア1つあたり4本)

レイアウト