BL08W-SAXS
INFORMATION
お知らせ
2026年06月10日
BL08W-SAXS 延伸セルの導入について
BL08W-SAXSにて、延伸セルを導入しました。
これにより、延伸下での小角・広角散乱測定が可能になります。
詳細情報
をご覧いただくか、担当コンシェルジュまでご相談ください。
概要
・高輝度ウィグラー放射光 × Anton Paar社製 SAXSpoint 5.0
真空中での低バックグラウンド測定と、試料-検出器間距離の随時変更により、高精度での幅広い階層構造の観測が可能です。詳細につきましては、
論文(Journal of Applied Crystallography)
を御覧ください。
主な測定法
- 小角X線散乱(SAXS)
- 広角X線散乱・回折(WAXS)
- 斜入射SAXS (GI-SAXS)
試料セル
-
ホルダー・種類 最大試料数 試料形態 温度制御範囲 備考 -
Multi-Solid Holder 20 固体 -10~120℃
室温~350℃ -
Multi-Powder Holder 20 粉末 -10~120℃
室温~350℃ポリイミド窓(50μm) -
Powder/Paste Holder 20 粉末/ペースト -10~120℃
室温~350℃ポリイミド窓(50μm) -
Liquid Holder 4 液体 -10~120℃
室温~350℃ポリイミド窓(50μm) -
Multi-Capillary Holder Vertical 4 液体、粉末 5~90℃ キャピラリー内径
1.5 mm推奨 -
Multi-Capillary Holder Horizontal 4 液体、粉末 5~90℃ キャピラリー内径
1.5 mm推奨 -
Multi-Cuvette Holder 1 液体 5~90℃ 石英フローセル -
GISAXS
ステージ1 基板上の薄膜 室温 Φ0°から345°まで回転可能 -
GISAXS
加熱モジュール1 基板上の薄膜 室温~350℃ ポリイミド窓(50μm)
レイアウト
検出器仕様(Eiger2 1M 二次元検出器)
- タイプ: ハイブリッド型シリコンフォトンカウンティング
- 検出面積: 79.9 mm × 77.2 mm
- 画素サイズ: 75 µm角
-
カメラ長:
(試料-検出器間距離) 55 mm 〜 1600 mm(真空中での可動式)
(※SAXS/WAXSの同時測定は不可)
ビーム特性
-
エネルギー ビームサイズ(水平x垂直) フラックス -
8.05 kev 約150 μm x 80 μm 1.0 x 1011 photons/s -
13.1 kev 約130 μm x 65 μm 4.4 x 1010 photons/s
- ご希望のエネルギーへの変更が必要な場合は、ご予約頂いたビームタイム開始時での 調整となります。
- なお、ビームタイム中のエネルギー変更は下記の理由により原則として実施しておりません。(WAXS)
- SAXSのエネルギー変更は、ビームライン最上流の光学素⼦を調整する必要があり、BL08Wに おける他ブランチ(XAFS, XRD)での信号強度に影響します。 そのため、ビームタイム中にエネルギー変更の必要が⽣じた場合、XAFSとXRDの計測が ⼀時的に⽌まるタイミングを待ってから切り替えを実施することになります。
Anton Paar社製 延伸ステージ
画像はAnton Paar Webサイトより引用
https://www.anton-paar.com/jp-jp/products/details/tensile-stage/