マルチポールウィグラーを光源とし、4 keV~30 keVの白色のX線ビームを使用できるビームラインです。
(4keV以下はBe窓、30keV以上は平面ミラーでカットしています。)
最大で幅 50 mm、高さ 4 mm程度のビームを利用できます。
実験ハッチの上流部には標準測定セットアップとして白色X線CT装置が導入されています。
ハッチ下流部はフリースペースとなっており、通常の3D-CTに時間軸を加えた4D-CTが利用可能です。 4D-CTはアドバンスト測定ですので、SRIS矢代航教授へご相談ください。
ハッチ内への装置の持ち込みや調整に要する時間はビームタイムに含みます。
光軸方向8 m、幅方向 5m、高さ4 m(3m x 3m 高さ3.3mのフリースペースをユーザーが利用可能)
5極マルチポールウィグラーを光源とし、平板ミラーにより上方にビームを反射しています。
ミラーのカットオフエネルギーは30keV付近です。
標準測定1回あたり(180度スキャン、step0.1度、撮像枚数1800枚)
測定時間:約15分
データサイズ:約112 GB
1シフト(8時間)で平均20サンプル程度の撮影が可能です。
2TB以上のUSBストレージを持参ください。