TEL/FAX 022‐752‐2210
仙台市青葉区荒巻字青葉468番地1 青葉山ユニバース306
更新情報のページをご覧ください。
What's NEW (過去の情報は「NEWS&EVENT」をご覧ください)
国と地域、民間企業が出資して建設する世界最先端の研究施設です。
研究開発を生産性の向上に結びつけ、オンリーワンのモノづくりを支援する「ナノまで見える巨大な顕微鏡」です。
当財団は、企業と学術をつなぐ仕組み(コアリション)をつくり、活用を支援します。
PhoSIC(フォシック)は、2016年に東北大学をはじめとした学術研究機関、産業界、東北経済連合会などの30名の発起人が設立した一般財団法人です。宮城県、仙台市、東北大学、東経連とともに国のパートナーとなった代表機関として、建設を進めるとともに、企業や大学などから出資を募り、地域と企業、そして国とを繋ぐ活動を推進しています。
次世代放射光が必要な4つの理由
近年の科学技術は、ナノの世界の原子・分子の組み合わせから、 それが発揮する機能を探り、創り出してきました。 放射光は、太陽の10億倍の明るさでナノを見る、巨大な顕微鏡です。 エコタイヤ、カーボンファイバー、電池材料、磁石材料、フラットパネルディスプレイ、 パワーデバイス、燃料、ダイオキシン、タフポリマー、虫歯予防ガム、チョコレート、 アイスクリーム、創薬、呼吸器疾患吸入器、人工関節の開発を実現し、私たちの生活を 豊かにし、安全安心な社会を支えてきました。
次世代放射光は、日本が生んだ先端技術の粋を集めて、新しい加速器技術が 採用されています。 その結果、世界でも明るいと言われたSPring-8を100倍上回る光の輝度を 実現できるようになります。 さらに、光の計測機器の発展で、より高精細で大量のデータが高速で得られる ようになります。ナノの世界での“モノの見え方”を大きく変えてしまうのです。
次世代放射光は、ナノの形だけでなく、機能の情報も、高精細に可視化してくれます。 モノクロTV/カラーTVの時代から、5G/8K放送を見る時代へ、非連続な変化が 放射光利用にもたらされます。これまで、「何が起こっているか」をナノで見て 仮説を立てるためのツールから、「なぜ起こっているか」を、ナノで見て知るツールに なります。このことは、研究や開発、品質管理、調査における、仮説検証サイクルを 高速化します。そして、AIやデータ科学との融合により、非専門家が利用できる ツールへと変わります。
これまで放射光と縁がなかった、企業や学術が、イノベーションを起こすことを 目的として、次世代放射光を活用するための仕組みとして、コアリション(有志連合)が 結成されました。現在も、参画をする企業からの問い合わせをいただいています。 そして、産学、産産学、産学官といった、様々な有志連合を組んで、既存施設の活用で、 次世代放射光の活用の準備を始めています。
このたび、東北経済産業局、地域パートナーが協力して、解説パンフレットを 作成いたしました。
ぜひご覧ください。
(経済産業省 東北経済産業局のページへリンク)
また、施設の中にどのような装置が整備されるのか?
については、
東北大学 国際放射光イノベーション・スマート研究センター(SRIS)のページ
をご覧ください。
一般財団法人
光科学イノベーションセンター
〒980-0845
仙台市青葉区荒巻字青葉468番地1
青葉山ユニバース306
Google マップ
お問合せ・ご相談
TEL/FAX: 022‐752‐2210
E-mail: info@phosic.or.jp