本文へスキップ

次世代放射光施設の必要性

次世代放射光が必要な4つの理由

ナノでの観察は、様々な分野の科学技術の基本です。
産学連携の進展

近年の科学技術は、ナノの世界の原子・分子の組み合わせから、 それが発揮する機能を探り、創り出してきました。 放射光は、太陽の10億倍の明るさでナノを見る、巨大な顕微鏡です。 エコタイヤ、カーボンファイバー、電池材料、磁石材料、フラットパネルディスプレイ、 パワーデバイス、燃料、ダイオキシン、タフポリマー、虫歯予防ガム、チョコレート、 アイスクリーム、創薬、呼吸器疾患吸入器、人工関節の開発を実現し、私たちの生活を 豊かにし、安全安心な社会を支えてきました。

100倍明るい光で「モノの見え方」を変えます。
100倍明るい光

次世代放射光は、日本が生んだ先端技術の粋を集めて、新しい加速器技術が 採用されています。 その結果、世界でも明るいと言われたSPring-8を100倍上回る光の輝度を 実現できるようになります。 さらに、光の計測機器の発展で、より高精細で大量のデータが高速で得られる ようになります。ナノの世界での“モノの見え方”を大きく変えてしまうのです。

AI・ビッグデータ時代に欠かせないツールとなります。
次世代放射光を利用したデータ戦略

次世代放射光は、ナノの形だけでなく、機能の情報も、高精細に可視化してくれます。 モノクロTV/カラーTVの時代から、5G/8K放送を見る時代へ、非連続な変化が 放射光利用にもたらされます。これまで、「何が起こっているか」をナノで見て 仮説を立てるためのツールから、「なぜ起こっているか」を、ナノで見て知るツールに なります。このことは、研究や開発、品質管理、調査における、仮説検証サイクルを 高速化します。そして、AIやデータ科学との融合により、非専門家が利用できる ツールへと変わります。

コアリション・コンセプトがイノベーションを加速します。
次世代放射光による先端計測ソリューション

これまで放射光と縁がなかった、企業や学術が、イノベーションを起こすことを 目的として、次世代放射光を活用するための仕組みとして、コアリション(有志連合)が 結成されました。現在も、参画をする企業からの問い合わせをいただいています。 そして、産学、産産学、産学官といった、様々な有志連合を組んで、既存施設の活用で、 次世代放射光の活用の準備を始めています。

関連リンク

新たな「ひかり」を、地域の企業の研究開発に どのように活用することができるか?
最先端の学術研究と、どのように連携して活用できるか?
関連するリンクを記載しますので、リンク先の情報も参考に、ぜひナノテラスをご活用ください。
施設の中にどのような装置が整備されるのか?

東北大学 国際放射光イノベーション・スマート研究センター(SRIS)のページ をご覧ください。

バナースペース

アクセス・お問合せ

〒980-0845
仙台市青葉区荒巻字青葉468番地1
 青葉山ユニバース306
Google マップ

お問合せ・ご相談
 TEL/FAX: 022‐752‐2210
 E-mail: info@phosic.or.jp