本文へスキップ

BL08W XAFS SAMPLE MAKING

当サイトの情報を無断で転載、複製、改変等を行うことを禁止いたします。

目次

粉体

  準備物
 

カーボンテープ
 

薬包紙
 

ピンセット
 

スパチュラ

①カーボンテープを切り出し、剥離紙を下にして設置


②サンプルを乗せる


③スパチュラのヘラ部分で均す


④軽く弾き、余剰サンプルを落とす


⑤剥離紙を剥がす


⑥サンプルプレート(BL備付)に貼付け


⑦完成図


⑧大気下用スライドマウント使用時


⑨転換電子用イオンチャンバー使用時


Ex.サンプルの濃度が高い場合

①薬包紙上にサンプルを取り出す


②サンプルに剥離紙を当て、薄く付着させる


③カーボンテープに軽く押し当て、サンプルを転写する


④サンプルプレートに貼付け

ペレット

  準備物
 

 
 

 
 

 
 
①BN(窒化ホウ素)
②電子天秤 ③薬包紙
④乳鉢 ⑤乳棒 ⑥スパチュラ
⑦油圧プレス ⑧錠剤成型機
⑨ユニパック ⑩ポリシーラー
⑪キムワイプ ⑫エタノール
 

①電子天秤でサンプルとBNを秤量し、適切な濃度に希釈する

(参考:SPring-8産業利用推進室-試料調整ガイドプログラム)

②サンプルを乳鉢で20分程攪拌する

(試料の均一性:XAFSスペクトルの質への影響大)

③錠剤成型機を組み立てる




④油圧プレス機で加圧

例:直径10mm、厚さ1mm→圧力10MPa、加圧時間10分
使用するサンプルに合わせて適宜調整してください。

⑤錠剤成型機の組み換え

①錠剤成型機の外筒と基部を外し、内筒のみ取り出す
②内筒の上部に押出棒を挿入する
③押出棒と内筒を持ち、慎重に上下反転させる
④内筒を指で押さえつつ、試料受台を被せる

⑤錠剤成型機からペレットを取り出す

①試料受台を押さえつつ油圧プレスでわずかに加圧し、試料受台を軽く押し込む
②油圧プレスの圧力を開放し、錠剤成型機を取り出す
③試料受台を外す。鏡面板に挟まれた状態のペレットが出てくる
④ペレットが割れないよう、慎重に鏡面板を外す

⑥シーラーでユニパックにペレットを封入する

①ポリシーラーを用いて、封入箇所の下半分をシールする
②シールした部分にペレットをセットする
③封入箇所の上半分をシールする
④完成図

液体

  準備物
 

①カプトンフィルム:5um厚
②テフロンフィルム:1.0mm厚
③カプトン両面テープ:145um厚
 


穴あけパンチ:5.5 or 7mm径
 

サイズは目安です。使用するサンプル等に合わせて調整してください。

①カプトン両面テープを切り出す


②カプトン両面テープの片側の 透明フィルムをはがす


③テフロンシートの裏表に 透明フィルムをはがしたカプトン両面テープをつける


④カプトン両面テープをつけたテフロンフィルムを切り出す


⑤穴あけパンチで中心に穴(雪だるまのような)をあける


⑥セルを切り出す


⑦カプトン両面テープの片側の 透明フィルムをはがす


⑧カプトンフィルムに貼り、溶液を入れる前のセルが完成


⑨カプトン両面テープの片側の 透明フィルムをはがす


⑩溶液が溢れないように注入する


⑪溶液注入後のセルにカプトンフィルムをかぶせる


⑫完成図


大型サンプル(バルク・薄膜担持基板等)

  準備物
 

カーボンテープ
 

テスター

①カーボンテープを切り出し、サンプルプレートに貼付け


②サンプルを貼付け


Ex.絶縁物や薄膜担持基板等、導通が良くない場合

①カーボンテープを切り出し、サンプルプレートに貼付け


②サンプルを貼付け


③サンプルの上面からプレートへカーボンテープを貼付け


④完成図



⑤転換電子用イオンチャンバー使用時


  • 粉体(PDF)
  • ペレット(PDF)
  • 液体(PDF)
  • 大型サンプル(PDF)